子どもって、お店に行くと大騒ぎしますよね。
子連れでの買いものってかなりハードル高いですよね。
今回は子どもがお店や公共の施設で騒がないようになる方法をご紹介します。
これを読むと、子どもが自分で考えて騒がないようになる方法が分かります。ママも子どももストレスが減りますよ!
まずは、子どもの気持ちを知ろう
まず子どもの気持ちを考えてみましょう。
子どもにとって買い物や飲食店、電車、バスなどは特別な場所ですよね。いつも行かない場所、広い店内、憧れの車内、車窓からの景色・・・
大人も旅行にいけばワクワクしますよね。テンションが高くなっていつもしない事をしてしまうことありませんか?
そう考えれば子どもたちが走り回って、大声で騒ぐのも理解できる気がしてきませんか?
特にまだ制御が効きにくい年齢ですので、それを納得させるのは一苦労です。なので騒ぐ⇨叱る⇨静かになる⇨(時間が経つと)騒ぐ⇨叱る⇨静かになったと思ったら騒ぐの繰り返しになるんですよね・・・
子どもにどうなって欲しいのか、ゴールを考えよう
子どもの気持ちや状態は分かったけど、どうしたらいいの?
それでは、子どもにどうなって欲しいのか、ゴールを考えてみましょう。
今回の件でしたら、お店で騒がない子になって欲しいがゴールですよね。
であれば、子ども自身が”ここは騒ぐ場所じゃない”と理解する必要があります。
そして、子ども自身が納得していると驚くほどすんなり買い物が出来たりするんです。
子どもが騒がないようになる方法
先にお約束の話をしておく
結論からいうと、先にお約束をしておくことです。
え?そんなこと?って思いますよね。ですが、これが大切なんです。
なぜ先に話をするのか
急に怒られても、何が悪かったのかよりも”怒られた”という記憶だけ残ってしまいます。
子どもに納得させるには、子どもが話を聴ける最適な時間に、ちゃんと約束する必要があるんです。
その最適な時間はお店に行く前です。
子どもにもお店に行く心の準備をさせてあげましょう。
お約束の理由も伝える
お約束する時に、なぜそうする必要があるのか理由も伝えてあげましょう。
例えば、
- 走りまわると、他の人にぶつかるから危ない
- 大きな声を出すとびっくりする人がいるからやめよう
- 買いものをする為に行くから、お母さんのいうことを聞いて協力してね
など、子どもが納得できる言葉を選んで伝えてあげてください。
なぜ、理由を説明するのか。
お店で騒がない子になって欲しいのであれば、なぜそうするのかを子ども自身が理解し、自発的に行動できるようになる必要があります。
お母さんが怒って黙る子は、お母さんがいないと騒ぎます。
怒るお母さんがいないんですから、必然的にそうなりますよね。
子どもは2歳以上であれば理解できると言われています。理解度に合わせた言葉で伝えてあげてくださいね。
お約束は覚えられるように短くする
理由を伝えた後は、いよいよお約束をします。
お約束は、子どもが覚えやすいように工夫してみてください。
私は番号を付けて短い文章で伝えています。
1番、お店の中では走り回らない
2番、お店の中では大きな声を出さない
3番、お店の中ではお母さんのいうことを聞く
といった感じです。
指で一緒に数えると更に覚えやすいです。
その後、お約束を一緒に言います。
すべて覚えられなくても
母『1番、お店の中では走り回ら・・・』
子ども『ない!』
と、約束がちゃんとわかっていればOKにしています。
最後に、約束を守れなかったらすぐ帰るということも伝えてから出かけます。
この約束を始めてから、お店で騒ぐことが減りました。
でも、お約束を忘れてしまうこともあります。そういう時は『あれ?お約束の2番目、何だったっけ?』と聞くと、『あ、大きな声を出さないんだった!』と思い出して静かになります。
それでも、テンション上がりすぎてどうにもならなくなった場合は、買い物を切り上げてさっさと帰ります(笑)
納得していない約束は、約束じゃない!
親が一方的に『お店行くんだからちゃんと約束守ってよ』と言っても、子どもからすれば『えー勝手に決めないでよ』ってなりますよね。一方的な押し付けは約束じゃないですよね。
大切なのは、お互いに納得することです。
納得しない場合は、とことん話し合ってください。子どものことを一人の人間として尊重して会話してみてください。歩みよれるところと、出来ないところがあると思いますが。お互いが納得するまで話をすることで妥協点が見つかると思います。その上で、約束を作ってみてください。
メリットは?
- 子どもが騒ぐことが減って、親が楽になる
- 理由も説明しているので、約束の理解が出来る
- 忘れて騒いでも、約束を思い出すことで気持ちを戻すことができる
- 続けることで約束しなくても自分で考えてその場に合った行動ができるようになる
子どもの自立を促すことにもなるので、メリットは大きいと思います。
デメリットは?
- 出かける前に話す時間が必要
- 続ける必要がある
毎回約束をするので、出かける前に時間を取る必要があります。
昨日は約束したけど、今日は約束しないというふうに、親がブレないようにしましょう。子どもが混乱してしまいます。ゴールのお店で騒がない子になって欲しいを目指すのであれば、継続してみてください。「急がば回れ」「急いては事を仕損じる」です!
親も約束を守りましょう!
子どもは親をよくみています。
子どもには静かにしなさい!と言いながら、自分は買い物中に偶然会った友達と大きな声で話したりしてませんか?電車やバスの中で、大声で電話していませんか?
私も気を抜くとやらかしていることがあります。恥ずかしながら子どもから指摘されて気がつくことも・・・
約束をした以上、親も一緒に守りましょうね。(キヲツケマス・・)
【まとめ】急がば回れ!考えられる子どもに育てよう
以上が、子どもが自分で考えて騒がないようになる方法でした。
ママと、子どものコミュニケーションをしっかりとってお約束してみてくださいね。
やってみてうまくいったよ!うちはダメだった・・・などなど、ありましたら是非是非コメント欄にお願いします!
それでは、楽しい子育てを♪