子育ていろいろ PR

自分で考えて行動できる子になる方法

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こんな悩みありませんか?

うちの子、私に言われるまでやらないんだよね
いくら言っても片付けしなくて・・
布団に入ってもなかなか寝ないし

2児の母であり、体操教室のインストラクターをしている私が、
チャイルドコーチングや実体験も交えて、その悩みにお答えします。

やりがちなこと

子育てをしている中で、やりがちなことを2つご紹介します。

危ないことはやらせない

子どもが何かしていると『ダメだよ』『危ないからやめなさい!』と言いがちですよね。
私も意識していないとつい言ってしまうことがあります。

でも、それをすると子どもが自分で考えなくなってしまうんです。

確かに命に関わるほど危険なことは止める必要がありますが、
ある程度のことは見守って本人に経験させることも大切だと思います。

例えば、高いところから飛ぶこと。
自分で飛ぶ経験をあまりしていない子は加減がわかりません。
なので、親の目が届かなくなると大きな怪我をしてしまうことがあります。
逆に普段から怪我しながらも飛び降りて遊んでいる子は無茶しません。
自分で飛べる高さを身を持って体験しているからです。

答えを教えてしまう

答えを教えてしまうことも同様です。

例えば、床にコップが置いてあったら
『こんなところに置いたらこぼれるでしょ!』って言いますよね。
親としては教えてるつもりなんですが、
子どもは『床にコップを置いたら怒られたお母さんがいるところではやめよう
になったりするんです。なんてこった(笑)

じゃあ、どうしたらいいのか?

それは、子どもに質問することなのです。

質問する

質問を始める前に、子どもとの信頼関係を作ることが大切です。
そのためには子どもの話をしっかり聴いてあげてください。
そして、子どもが落ち着いたところで質問をしていきます。

やり方

では、先ほどの『床にコップが置いてあった時』を例に進めていきます。

〇〇ちゃん、床にコップが置いてあるけど〇〇ちゃんが置いたのかな?
うん

そっか、そうなんだね。お母さんね、コップに気がつかずに蹴ってしまいそうになったんだ。

そうなの?

そうなんだ。ねぇ蹴っちゃったらどうなると思う?

こぼれちゃう

そうだよね、こぼれちゃうよね。じゃあどうやったらこぼれなくなるかな

んとね、机の上に置くとこぼれない!

そうだよね。じゃあ、これからはコップをどこに置けばいいかな?

机の上に置く

そうだね!

いかがでしょうか。子どもが自分で考えて答えを導き出しました

これはコーチングの技法を使っているのですが、自我が芽生える2歳位から利用できると言われています。

体験談


ここでわが家の体験談をご紹介します。

ブロックが楽しい4歳の兄と、
ブロックを壊すのが楽しい2歳の妹・・・

兄弟あるあるかもしれませんが、私が家事をしている時に、『妹ちゃんが壊したぁ(涙)』と、しょっちゅう泣いていました。
妹の手が届かない机の上や離れたところで作るように言うのですが、
気がつけば妹の近くで作り、壊され、泣くを繰り返していました。

どうしたものかと悩んでいたのですが、ふと、自分で考えさせてみようと思いつき、落ち着いてから質問してみました。

どうすれば、つらい気持ちにならないかな?

私としては、妹ちゃんのいないところで作ると答えるかなと思っていたのですが、

妹ちゃんが壊してもいいのを、もう一つ作ればいいんちゃう?

と言うびっくりする答えが返ってきました。

息子は本当は妹と遊びたかったのです。
でも、作ったものを壊されるのは悲しい。

そこから出た答えでした。

もう、眼からうろこでした。
離れたところですればいいじゃんと言っても聞かなかった理由もわかりました。
教えているつもりが、押しつけになっていたのです。反省・・

注意点は?

では、質問していく上での注意点をお伝えします。

子どもがどんな答えを出してもOK

これは本当に大切です。
否定してしまうと、考えることが苦手になってしまいます。
親の意図と違っても受け止めてあげましょう
答えが出なくてもOKです。考えることが大切です。

答えを誘導するのはNG

自分が考えている答えを言わそうとするのではなく、
どうしたら解決するのか、子どもの心の整理を手伝ってあげる感覚で質問しましょう。

子どもが落ち着いていない時はやめておきましょう

怒っている、泣いている等感情が高ぶっているときはまず落ち着かせてあげてください。
ゆっくり考えられるような精神状態になってから質問をしてみましょう。

子どもとの関係性を普段から大切にする

余裕がないとついイライラしてしまって、それが子どもに伝わってしまいますよね。
親が心の余裕を持つことで子どもとの関係性も変わってきます。
子どもが安心して頼れる場所でありたいですよね。

質問のヒント

では、冒頭にあったお困りごとで質問の例をあげてみます。

片付けしない時の質問

『部屋がきれいだとどういう気持ちになるかな?』
『どうやったらキレイになるかな』

なかなか寝ない時の質問

『明日の朝〇〇するよね。朝早く起きるにはどうしたらいいかな?』

親に言われるまでやらない時

自分に必要なことだと思っていない可能性が高いので
しっかり聞いてあげる必要があります。
そのことに興味を持たせてあげるような質問をしてみましょう!

結論

いかがでしたか?

これなら自分でも出来そうかな・・と思ってもらえたらうれしいです。

子どもは自分で答えを出せます!
自我が芽生える2歳頃から使える技法ですので
ぜひ試してみてくださいね。

 

ABOUT ME
こずこず
器用貧乏な2児の母、こずこずです。 子どもの体操教室でインストラクターやハンドメイド、コーチングなどなど幅広くいろんなことをやってます。先日発達障害児支援士の資格を取得しました。 子育てに関して本を読んだり学ぶことが多くなったので備忘録も兼ねて『Chibita Factory』を作りました。 何かお役に立つことがあれば幸いです。